あさひ
「天寿菜菜米 あさひ」は、京都で発見された原種のお米。
それは、今から100年も昔。日本は明治という時代でした。
たまたま見つかった大粒のものを、種として育てられたものでその名前を「朝日」とされました。
ただ、他の地域では既に朝日という品種が登録されているところもあり、結果的にこの品種は「朝日」とする地域もあれば、「旭」とする地域が出てきました。それが、今も「朝日」と「旭」の2種類が使われている由来です。
レインボーファームでは「あさひ」と記載していますが、この品種を育てるにあたって、今は亡き、ファームハウスNaNaの代表であった豊田幸子の存在を書かないわけにはまいりません。
自然の本来の良さを、特に食の領域で大切にし続けてきた彼女にとって、この「あさひ」を農薬を一切使用せず、また、肥料も有機肥料のみ、かつ、一般的な使用量よりもはるかに少なくして自然の力でたくましく育てようと試みた挑戦でもありました。
2022年11月に永眠。はじめてのこの実りを、わずか1粒も味わうことなく天国へ帰ってしまいましたが、彼女の心には、
「今、大事に育ててがんばっていれば、きっと将来、このお米は広がっていく。」
そんな確たる思いがあったようで、今のとなってはその思いが「天寿菜菜米」を生む礎となっていたのですね。
◆ 淡白だが旨味がある。
◆ 冷めるとその美味しさがさらにわかる。
◆ おにぎりにすると抜群。
礎「今、あきらめなければ、きっと広がる。」
「あさひ」は、精米した状態ではわかりにくいですが、炊き上がりを見てみると一般的な精米されたコシヒカリ系よりも粒が少し大き目なのに気づかれると思います。
「甘くて、ねばりがある」というのが今風なお米の傾向ですが、この「あさひ」は、みなさんの祖父母・曾祖父母以上の方々が、若かりしころに広がっていった人気のお米でしたが、早くに実る品種や、味としては「甘い」お米が評価されやすくなったことから、徐々に「あさひ」を作る農家が減り、今となっては通常のお米売場に並ぶことはなくなったほど、生産者が全国でも数少なくなっています。
烏骨鶏
たまごかけごはん
ファームハウスNaNaでは、烏骨鶏を飼育しており、天恵として「烏骨鶏卵」を共有させてもらっています。
農家民泊も承っているので、朝食では「あさひ」を小さなひとり釜で炊いた正に炊き立てのところに、烏骨鶏卵の「たまごかけごはん」を召し上がっていただいています。(たまごが無い時は普通の鶏卵になります。)
外国からお見えのお客様も、ご家族みなさんで「おいしい!」と喜んでいただけることも多々。
日本の食がいかに健康的かをよくご存知でいらっしゃいますね。
UKOKKEI
天寿菜菜米「あさひ」
ご購入方法
ASAHI
① ファームハウスNaNaで購入する。
② メールで注文する。
③ 天寿菜菜 ヤフー店で購入する。
【お願い】
ファームハウスNaNaでお求めの場合は、事前に在庫があるかをお問い合わせください。
<2023年度産>
天寿菜菜米 あさひ
1kg 1450円 (精米歩合/白米・五分・玄米)
送料別途/配送地域・重量によって異なりますのでご注文・お問い合わせ